【院長ブログ】~歯科医Sの四方山話~その18
「先生、治療を始めてから半年経ってもうすっかり良くなりました。そろそろ終わりですよね。」
虫歯の痛みから解放され被せ物や詰め物も終わり、
歯石除去し歯茎の改善も見られた状態で、患者様から訊ねられました。
「何を仰ってるんですか?これからが大事なんですよ。」
「へ?まだ続くんですか?」と、ちょっと不満顔に。
「歯のメンテナンス」、定期的に検査し予防処置や調整することは、
治療で一旦リセットされた状態を保つために最も重要な処置です。
長い間頑張ってこられた患者様には嬉しい話ではないでしょうが、
口の健康とそれに続く身体の健康を維持するためには不可欠です。
更に未然に大きな治療にならない為でもあります。
「歯のメンテナンス」が、患者様の意識に自然に根付く事を
我々歯科医療従事者は切に願っています。
つづく
K&A Dental Clinic 神戸