屈強な男性患者さんでも、たまに尋ねられる麻酔注射ですが、
打ち方や打つ場所を一寸工夫するだけでそんなに痛くなく出来ます。

歯茎の下には粘膜層、骨膜、骨が有ります。
この骨膜の下に麻酔薬を注入すると
良く効くのですが、いきなりここに打つと結構痛いです。

ではどうするか?

先ず塗るタイプの表面麻酔をして、暫く経って、
その近くの軟らかい粘膜層にゆっくり少しだけ、ほんの一滴入れるイメージで打ち、少し待って骨膜の上にゆっくり注入し、
そのあとゆっくり骨膜下に打つと案外痛くないものです。

急がず、優しく、ゆっくり時間をかければ麻酔注射は痛くないもので、麻酔でしっかり痛みのコントロールをすれば歯科治療も楽に受けて頂けます。

K&A Dental Clinic 神戸