天然の歯の色は一様な白色ではありません。
鏡を覗くと「何か黄色い!」と思われる方も少なくないでしょう。

これは歯の表面を覆う白色透明の「エナメル質」の下の黄色い「象牙質」や「歯髄(神経や血管)」の赤色が透けて見えるからです。

歯科治療で白色被せ物をする際、
「歯の色見本(シェードガイド)」という物を使います。
被せ物と隣接する天然歯とが調和するようにそこから探します。

最も広く使われているシェードガイドではBL1(最も白い)からC4(最も暗い)まで20種類近く有り、日本人の多くはAタイプ(黄色系)のA3、A3.5が標準的に使われます。

歯の色は人種、歯質、年齢、環境や生活習慣によって影響を受けます。
色彩的な白だけでなく、磨かれた艶のある清潔な歯を保つ為、毎日の歯磨きと歯科医院でのクリーニングが大事なのは言うまでもありません。

K&A Dental Clinic 神戸